掲載作品は入学者より選定※鉛筆デッサン、水彩「人物」は同一作者の作品を掲載しています。 モチーフの固定には配布したボンドを使用すること。【条件】用紙の縦、横は自由とする。【注意】1.モチーフの持ち帰りはできません。2.出題の内容に関する質問にはお答えできません。【使用紙】TMKポスター木炭紙大水彩「人物」(6時間)【問題】与えられたモデルを描きなさい。【条件】用紙の縦、横は自由とする。【注意】出題の内容に関する質問にはお答えできません。【使用紙】ワーグマン中目/728mm×530mm●専門試験鉛筆デッサン(6時間)【問題】与えられたモチーフを加工※し、自由に描きなさい。※ちぎる、穴を開ける、カットするなど。 尚、カッターを使用する場合は台紙の上で使用し、怪我に注意すること。水彩「人物」着彩試験は、今回も事前に「人物」である事を公表しました。そのうえで、今年のモデルのコスチュームは、色と柄がはっきり判るものとし、奇をてらう事なく、丁寧にかたちを追う事を促しました。例年通り、採点の基準は、描写力、構成力、色彩感覚を総合的に判断、対象をよく観察し、豊かな発想のもと、表現力に富む作品を高く評価しました。●採点基準鉛筆デッサン水彩「人物」・発 想 = 独自の創造性があるか・描写力 = 対象物に対して形、質、量感があるか・色彩感覚 = 独自な色彩の感覚があるか・理解力 = 出題を理解することにより、どう表現しうるか・表現力 = 自由な発想をいかに描写によって伝えられるか●出題のねらい・採点ポイント鉛筆デッサン今回の鉛筆デッサンの試験は,はじめにモチーフを「加工する」ことを要求しました。どれだけ自由な発想で「規格品のメラミンフォーム」に手を加え、各自がオリジナルなモチーフとして組み直す事が出来るのか。ものを見て再現する描写力以外に、そこにはより柔軟な思考力、豊かな想像力が求められます。絵画表現を学ぶ上で欠かせないそうした基礎力を、この出題で試しました。結果は期待通り、意欲的な作例が数多く見られました。020美術学部絵画学科 日本画専攻
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