日本画油画版画彫刻工芸グラフィックプロダクトテキスタイル環境メディア芸術情報芸術統合演劇舞踊劇場美術特別選抜A■■教員コメント各モチーフの特徴をよく捉え、安定した構図を組み立てた上で、モチーフを丁寧に描画している点が評価できます。牛乳パックの形や、色がしっかりと描かれていることで、質感の異なる電球と布との色彩の対比が画面内で上手く表現されています。教員コメント千手観音を思わせる千手とそれらが触れる様々な顔との関係をどう作りたいのか不明ですが、様々な写真素材が寄せ集められた像はユーモラスです。寄せ集めの手法によるコラージュは、雑多に成りすぎて狙いが曖昧になりがちですが、この作品は狙いが絞られていて、その雑多さが活かされています。教員コメント切り抜いた人物像と切り抜かれたシルエット像が韻を踏みながら、他の人物像と関係を作っていくところがとても印象的です。動物の写真が蛇足に感じられるものの、画面全体に配置された文字が1つのレイヤー(層)として現れ、空間の重層化を生み、非常に複雑なコラージュ作品となっています。教員コメントそれぞれのモチーフの「らしさ」が、大変よく描けているデッサンです。牛乳パックに比べて電球が少し大きいなど、対比するモチーフのサイズや形の正確さはもう一つといったところですが、画面の隅々まで配慮した空間の清潔感が心地よく、丁寧に対象を捉えて描こうとする作者の眼差しが窺えます。教員コメント黒い縁取りは、画面の内と外を分断することなく、逆にそれらを繋ぎ、白い余白を効果的に活かしながら、外へと空間の拡がりを感じさせます。そして左側にある木の幹は盛り上げて貼り付けられているため映像が立体化し、独特の存在感が現れ、全体的に完成度の高いコラージュ空間になっています。版画《特別選抜A:総合型選抜》
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