入試ガイド2022

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日本画油画版画彫刻工芸グラフィックプロダクトテキスタイル環境メディア芸術情報芸術学統合演劇舞踊劇場美術一般選抜■■■米目線と私目線遠目だとカワイイのに木の影おじさん教員コメント作品に寄せられた「米目線」という言葉が象徴しているように、この作品では単純に目の位置を変えるのではなく、竃の中の米から蓋を見上げているという「経験していない目線」を想像することによって、はじめてコミュニケーションが成立する独特な関係が提示されている点を評価した。教員コメント描写の精度を増すことで対象への好悪が変わるということは、人間の像における不気味の谷現象でも知られているが、この作品は、遠近によって像のディテールが変化した結果、かわいい／かわいく無いという対比関係が生まれることに着眼しているところを評価した。教員コメント星座を構成する星々が、実は途轍もない距離の差があるように、ある一点から見た時と実際の奥行きのギャップを示しつつ、置かれた木によって作られた影が、おじさんの像を形成しているという二つのアイデアを上手く構成している点を評価した。