統合デザイン学科→「プレゼンテーション面接」は、「企画・構想」の内容をプレゼンテーションすることで、言語化能力やコミュニケーション能力をはかります。「ポートフォリオ」では、すでに取り組んでいる制作活動から、ものづくりへの熱意や実行力、デザインに対する意識、制作能力、造形力をはかります。 ■■■特別選抜A問題 COVID-19によってわたしたちの日常生活は大きく変化しました。学校においても、それまで当たり前だった登校して対面型授業を行うということが難しくなり、そのかわりにオンラインによる講義が行われるようになりました。他にも実習やグループワーク、クラブ活動、学園祭など様々な「当たり前」とされてきたことが一時的ではない形で変化しています。そこで、コロナ禍以後の教育に関する様々なことについて、解決が必要だと考えられる問題を発見し、その具体的な解決案を企画・構想し、以下の条件に基づいて提案してください。※「プレゼンテーション面接」は、3分間で6枚の用紙を順番に見せながら行う形式です。注意 本試験「企画・構想」は、このあと提示される問いに対して企画・構想し、明日の「プレゼンテーション面接※」の中で使用するプレゼンテーション資料を作成してもらいます。条件 1.解決策は、あなたのオリジナルなアイデアであること。2.提案は解答用紙6 枚を使用し、1 枚ずつ順番に見せることで、分かりやすく説明できるようにすること。3.解答用紙の1 枚目は、発表タイトルを書くものとし、残りの5 枚で解答すること。4.説明は、文字だけではなく図や絵を用いて解決策を分かりやすく示すこと。5.与えられたペンで描くこと。6.提出する各解答用紙には、受験番号、氏名、何枚目なのかを記入すること。7.提案には、以下の要素を含めること。・提案の前提となる現在の状況・発見した解決すべき問題・具体的な解決手法配布物 水性顔料マーカー(3色)使用紙 コピー用紙学校推薦型選抜では、上記のような能力が発揮できる人材として、一般選抜と異なる視点から入学者選抜を行います。基礎的な造形力と共に、問題を発見し解決する能力と実現するための熱意や行動力をもつ人材を求めています。これらの資質・能力を「企画・構想」「プレゼンテーション面接」「ポートフォリオ」から総合的に判断し選抜します。「企画・構想」は、与えられたテーマに対し、効果的なアイデアと、それを具体化するための合理的な方法を提案という形でまとめることで、デザイン的な問題解決能力、発想力、思考力、具体化にむけてのイメージ力をはかります。 →・普段からの制作歴・経験・ものづくりや活動に対する意識・意欲・制作物の内容・クオリティ・出題された内容を、正確に読み解く読解力と理解力を有しているか・出題に対して、時間内に問題を整理し、自分なりの解決案を導き出す問題解決能力を有しているか・論理的な思考力を有しているか・解答における提案内容や取り組む視点に、独自性を有しているか・本学科の内容・特色を理解し、入学志望理由が明確であるか・デザインに対する考え方・姿勢・自身の提案内容を、適切な語彙によって論理的に説明できるか・観察力、思考力、発想力、言語化能力・質問の意図に対する理解力と返答の的確さ統合デザイン《特別選抜A:学校推薦型選抜》専門試験企画・構想 (3時間)特別選抜A試験選抜方針採点基準ポートフォリオ企画・構想プレゼンテーション面接
元のページ ../index.html#112