入試ガイド2022
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絵画学科 日本画専攻※鉛筆デッサン、水彩は同一作者の作品を掲載しています。 ■■一般選抜問題 現在、あなたが感じることを「自分の手」と「100年前の瓦」を使って表現しなさい。そして題名をつけなさい。(与えられた新聞は描いても描かなくてもよい)1.用紙の縦、横は自由とする。2.題名は与えられた無地の台紙に記入して、指示があ条件       るまで机の上に置いておくこと。注意 使用紙 1.モチーフの持ち帰りはできません。2.出題の内容に関する質問にはお答えできません。TMKポスター(木炭紙大)問題 現在、あなたが感じている世界を「自画像」で表現しなさい。そして題名をつけなさい。 1.用紙の縦、横は自由とする。2.題名は与えられた無地の台紙に記入して、試験監督条件 の指示があるまで机の上に置いておくこと。1.画面に受験番号、氏名などを書くことはできません。2.出題の内容に関する質問にはお答えできません。注意 使用紙 ワーグマン中目 /728mm×530mm・発想=独自の創造性があるか・描写力=対象物に対して形、質、量感があるか・色彩感覚=独自な色彩の感覚があるか・理解力=出題を理解することにより、どう表現しうるか・表現力=自由な発想をいかに描写によって伝えられるか鉛筆デッサン モチーフモチーフは百年前の瓦と自分の手、そして新聞である。過去、現在、未来に続く自分自身の手という物を使っていかに構成し描き出すか?題名を付ける事で絵の内容を説明するべき技術と完成度がより明確に必要とされると思われる。瓦は百年前の解体された家屋から用意した物で一枚として同じ物はない。その永い歴史や物質感をいかに感じ取れるかも出題の狙いである。多様性 - 多摩美日本画では永い間、人物を中心に彩色の出題がされてきました。コロナ禍、あなたの感じている自画像という出題は、ただ単に鏡の中の自分を描写する事だけではなく「何を感じ、何を描き出すか」というそれぞれの感性を試す試験でもあります。また今回初めて題名も付けてもらいましたが、内容との整合性も必要となります。もちろんデッサン力や色感なども重要な要素ですが、最後まで熱心に作品と向かい合う気持ちが採点の大きな基準と考えています。水彩 補助用具専門試験鉛筆デッサン(6時間)水彩(6時間)採点基準鉛筆デッサン/水彩出題のねらい・採点ポイント鉛筆デッサン水彩

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