日本画油画版画彫刻工芸グラフィックプロダクトテキスタイル環境メディア芸術情報芸術学統合演劇舞踊劇場美術一般選抜■■教員コメント大胆に単純化された緑の色面と白の対比が素晴らしい。左右の緑の面は下部の接続点の微細なずれが空間に奥行きを発生させる。緑面がそれぞれ1であり、白面が１としての存在を見事に表示する極めて知的な解釈である。デッサンは、見事な描写力と存在感を示し、油彩共々作者のゆるぎない力量を感じる。教員コメント油彩・デッサン共に、この作品の特徴的な点は、筋書きを感じさせるような物語に依存していないところです。それは自分だけに向けた物語で描かれていないということでもあります。この作品は、そのような狭小なものではなく、この世界を空虚な出来事にまで高めながら、多様性へと向かっていくのです。（文責＝中村一美教授）（文責＝栗原一成教授）
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