日本画油画版画彫刻工芸グラフィックプロダクトテキスタイル環境メディア芸術情報芸術学統合演劇舞踊劇場美術一般選抜■■教員コメント寡黙なのに物語のある絵だ。薄く塗られた青い絵具はキャンバス上を刷毛が泳いだよう、筆の速さが主題を邪魔することはなく、S字の身体は絵にエネルギーを与えている。閉じた目元は微かにオーカー色でなぞられ、唇など巧な表現。対して、デッサンでは見つめる大きな眼が黒く塗りつぶされ、白いマスクが瞳を惹きたてる。どちらも作者の想いが濁りなく伝わってくる。(文責=村瀬恭子教授)教員コメントブロックの人形が廊下の片隅に置かれているが、その影が壁を走りだす。何か一夜の夢の不思議な出来事を描いたような作品だが、リアルな影と展開するイメージ(映像)としての影を重ねることによって、「1+1=1」というテーマを可視化している。デッサンは、油彩とは違うリアルな表情が印象深い。(文責=石田尚志教授)油画《一般選抜》
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