日本画油画版画彫刻工芸グラフィックプロダクトテキスタイル環境メディア芸術情報芸術学統合演劇舞踊劇場美術一般選抜■■教員コメントモチーフを一つずつ触りながら観察しているような素直な眼差しにとても好感が持てるデッサンです。素材のシャープさには欠けますが、柔らかく取り巻く空気感が、目の前にあるリアルさに繋がっています。瓶の形が気になること、そしてリボン幅の前後のバランスや奥行きをもう少し意識すると良いでしょう。教員コメント木炭の濃淡を活かして、全体の色調がうまくまとめられており、広口瓶のガラスの透明感も画面のアクセントになっています。複雑なリボンのうねりに苦戦も感じますが、作者のリボンへの意図が伝わってきます。玉ねぎの描写をもう少し丁寧に描いてあげることで、リボンの動きがさらに活きてくるのではないでしょうか。教員コメントモチーフの特徴を捉え、量感と動きを感じる画面になっていますが、全体的にモチーフの質感を描き分けられていないことが残念です。瓶の硬質な透明性に対して、対照的なリボンの柔らかさや玉ねぎの質感への追究がいまひとつ欲しい所です。丁寧な描画が加わることで、完成度が高まるでしょう。版画《一般選抜》
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