入試ガイド2022
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環境デザイン学科 ■■一般選抜問題 床に厚紙が置かれている。 条件 この厚紙8枚以上を使い、立体構成した状態を想定し、鉛筆デッサンしなさい。※厚紙の寸法 : 縦80cm、横40cm、厚さ2mm1.立体構成は、床に置かれた状態で描くこと。2.厚紙は加工せずに立体構成すること。折る、曲げる、丸める、切る、ちぎるなどの想定はしないこと。3.背景(教室内観)、人物、イーゼルは描かないこと。4.用紙の縦、横は自由とする。5.記名票の位置は縦位置の場合は右上、横位置の場合は右下になるようにすること。1. A3の紙は下書き用紙です。2. 出題の内容に関する質問にはお答えできません。注意 使用紙 ニューTMKポスター特厚口(B3)・理解力=出題の意図と与条件を理解しているか・想定力=モチーフによる立体構成の意図が明確かどうか・構成力=想定に基づく立体構成が的確かどうか・観察力=かたち、光、量感、奥行き感を的確に捉えているか環境デザインが対象とする領域は、身の周りの小さなスケールから、都市のような大きなスケールまで様々です。モノ単体だけではなく、複数の関係を空間的に思考することが重要で、それを伝えるためにスケッチや図面といった「想定表現」が必要になります。その基本的な思考力・表現力を判断するために、実物のモチーフを「想定で立体構成」し、デッサンしてもらいます。「机や背景は描かないこと」としているのは、空間の奥行や広がりを伝えやすい背景に頼らずに、作者の純粋な立体構成力(空間表現力)を評価出来るからです。 ●採点のポイント問題文にはモチーフとその大きさ、使用する数量が示されています。まずは、モチーフのプロポーション(縦・横・厚さの関係)を立体構成の基準として、正確に把握しているかを評価します。そして、大きな厚紙という単純なモチーフが複数存在する場合の関係、つまり空間的な構成の意図が重要なポイントになります。構図や視点によって、パースペクティヴ・奥行等が表現されていることが大切です。試験会場の空間をはみ出すほどの大きな立体構成は、意欲的で目に留まりますが、最小限の数量による立体構成でも評価を得ている作品があります。さらに、光と影の表現、立体構成が置かれている床の存在なども判断の対象になります。鉛筆デッサン モチーフ専門試験鉛筆デッサン(5時間)採点基準鉛筆デッサン出題のねらい・採点ポイント鉛筆デッサン

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