Department of Scu lpture MBM木炭紙(特厚口)/650mm×500mm(木炭紙大) それをテーマに与えられた材料を用いて 立体造形しなさい。 また、同じテーマで自画像を描きなさい。彫刻学科28問題 | 配布された新聞の中から記事を一つ選び、 条件 | 1. 立体造形とデッサンの時間配分は任意とします。 注意 | 1. 新聞は作品材料として使用することはできません。 使用紙 | サンフラワーペーパー(M画)特厚口〈175〉/ 立体造形・デッサン 配布物一般選抜 | 専門試験立体造形・デッサン [6時間]2. 鉛筆デッサンか木炭デッサンのどちらかを 選択すること。3. デッサン用紙は縦位置で使用すること。4. テーマの元になった新聞の部分を「一箇所」のみ ハサミで切り抜き、作品と共に提出すること。5. 与えられた材料は全てを使用しなくてもよい。2. 出題の内容に関する質問にはお答えできません。650mm×500mm(木炭紙大)または[採点基準]立体造形・デッサン・出題に対する積極性・豊かな空間表現・立体的な構築感覚・個性的な表現感覚・新鮮な感性・造形力(柔軟な発想)・描写力[出題のねらい]今年度入試より、従来の立体造形(3時間)とデッサン(3時間)を統合して、午前〜午後の試験時間を通して6時間としました。(途中、お昼休みを挟みます。)具体的には、立体造形・デッサンともに同じ試験場、座席で試験を行います。自ら選んだテーマに従って自由に時間配分しながら制作できる環境です。出題内容や評価基準に大きな変更はありませんが、ポイントは、試験内容によって会場の移動をなくし、実質的な試験時間を増やします。そして何より、各自が得意な分野に、より多くの時間をかけることが出来ます。つまり、立体造形・デッサン双方において、選択したテーマや制作状況に応じて、交互にあるいは同時並行的に制作できる環境を設定することで、受験生個々の制作スタイルを尊重し、積極的な「表現」を引きだすのが狙いです。評価のポイントは①社会への関心度を見る ②テーマに具体性を持っているか ③テーマの選択肢に幅を持たせた上での即応力を見る。この三点を踏まえながら、受験生が「現在持っている力」と、個人の持つポテンシャルを複数の視点から総合的に評価します。彫刻は文字通り「立体」の芸術に他なりませんが、その表現の手段としては、プロダクト的な手法から工芸、絵画、映像、建築などといった分断された様々なジャンルを包括的に捉え、統合していくプロデューサーとしての造形能力が求められる領域です。試験では、与えられた条件(テーマ・材料・時間)をプラスに捉えながら個人が持つオリジナリティを発揮出来ているのか? そして、何より創造の喜びに満ちた造形にチャレンジしているかが最大の評価ポイントとなります。2022年2月7日(月)実施
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