入試問題集2023|多摩美術大学
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Departil ment of PaPangCoursentintiOi i, ng 大学で用意したものを使用すること。 MBM木炭紙(特厚口)/650mm×500mm(木炭紙大) それを手掛かりに描きなさい。 ● ジュルジュルとスルスルと、あるいはグワーングワーンと、はたまたバチバチとグルっと変わって行く。 ● どちらかと言えば、狭い。 ● ある日突然、ふ、、、、。 ● 早朝、霜の降りた道を歩いていると、 突然抽象 ● 見つめれば見つめるほどに見えてくる。 ● ぱきっと、足もとから小枝が折れる音がした。それは小さな音であったが、木々や地面の真ん中を振動させ、その場の空気を軽いものにしてくれた。 ● 絵画を、どこに置くべきか。 ● 本物そっくりだけどなんとなく少し違う感じが ● 日常の色を奏でる。 ● 朝、体を運ぶ。 隔たりはない。 ● 泳ぎながら歌う。 ● 月影と夜明けの星、 月の光と明け方の鳥。絵画学科 油画専攻16[採点基準]デッサン/油彩・出題内容の把握・理解・基礎的な表現力・描写力・独創性(オリジナリティ)・作品への意欲的取り組み・魅力ある感性一般選抜 | 専門試験デッサン [6時間]2. 参考資料やスケッチブック等の使用は認めません。3. 上記に反した場合、失格になることがあります。4. 出題の内容に関する質問にはお答えできません。650mm×500mm(木炭紙大)または2. 参考資料やスケッチブック等の使用は認めません。3. 上記に反した場合、失格になることがあります。4. 出題の内容に関する質問にはお答えできません。[出題のねらい]デッサンにおいては、基本的な描写の能力だけではなくものを見る力をも同時に問う。コロナ禍において人物モデルを用いることを留保した今回は、身近な受験生自身の身体をモチーフとして、観察力を生かしたデッサンのあり方を問うた。デッサンは油画専攻において基本中の基本として重要な位置を与えられている。観察が深いレベルまで達しているか、誰も気がつかないようなユニークな視点で身体が観察されているかどうかが採点のポイントとなる。無論、それらがどのような描法で描かれているかも重要である。何の疑いもなく形式的な描写ですむ問題ではなく、デッサンとはいかにあるべきか、あるいは身体とは何であるのかと問う姿勢こそが求められると言って過言ではない。結果として表れたデッサンのユニークさや表現力の有無が重要な採点ポイントである。既成のデッサン枠から外れたとしても、観察することや身体への深い洞察がうかがわれる作品は評価した。[出題のねらい]油彩の出題のねらいは、多様なアプローチを可能とする問題を用意し、各受験生の自由な着想及び画面展開のユニークさを見る事を主眼とした。12種の任意の短文を列挙し、その中から受験生の心に響くものを選択して油彩作品にすることは、描かれた画面と作者の感受性と価値観の緊密な関係を理解する有効な手立てとなる。最も多感な時期、いわゆる受験教育で摩滅しがちな感受性を救いだすこともねらいである。広く美術や社会や生活に関係する短文群はそのまま、油画研究室の価値観を示しており、そこに反応する若い才能群とのマッチングの絶好の機会と考え、共感を覚える作品に高い評価が与えられる。もちろん基本的な画技の技術(構図・色彩・マーティールの扱い等は吟味される)は採点ポイントとして考慮されるが、やはり着想とその実現力が最も重要である。奇をてらうだけのものは浅薄であり、評価は低い。受験生個人の人間としての価値観が最終的には求められると考える。2023年2月9日(木)実施2023年2月10日(金)実施問題 | 身体を見て描きなさい。条件 | 画用紙または木炭紙は、 注意 | 1. 火気、水、溶剤の使用は認めません。 使用紙 | サンフラワーペーパー(M画) 特厚口〈175〉/ 問題 | 以下にあげる文から一つを選び、 条件 | キャンバスは大学で用意したものを使用すること。注意 | 1. 火気の使用は認めません。 使用紙 | キャンバス 的思考に襲われた。する。油彩 [6時間]

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