39[教員コメント]非常に迫力のある画面となっています。バッグの中と外、ハンマーの黒の中の陰影などしっかり描けていて、光を感じる画面となっています。全体として力強いタッチで描かれていて、ガラスもシンプルな強い線でこの光の中に佇んでいる様(ムード)は捉えられていると思いますが、奥側の半分を省略しすぎかもしれません。[教員コメント]なかなか独特なモチーフの配置ですが、トングの持ち手やバッグの表情などをとても丹念に追いかけて描き表そうとしています。トングの表面の艶や硬質な感じの描写は目を引くものとなっています。一方で苦手意識があったのか一番奥に配置したガラスの描写などには不満が残るところです。[教員コメント]まとまりのある構図でとても丁寧に描けています。ガラスの底面の肉厚感などよく捉えられています。ガラスの透明感もうまく利用して、台上の各モチーフ間の関係性も正確に描写できているのですが、一点、ハンマーのパースペクティブ(特に楕円の向き)はこのようにはならないということに気付きましょう。[教員コメント]難しいモチーフの配置に意欲的にチャレンジしています。各モチーフのフォルムの描写にも、トングの噛み合わせなどに怪しさは感じるものの、概ね成功していると思います。ガラスの透明感と所々の表面の反射の感じなどもなかなか良い配分で描かれていて、存在感のあるデッサンとなっていると思います。
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