上上下下 i上下 Department of IntegratedDesgn 関係を持たせた構成表現をしなさい。 その際、正円という画面の形状と1点で 接しているという特徴を活かした表現をすること。 また、どのような関係を表現したのかが 分かるように、タイトルを別紙にあらわしなさい 2つの画面は接しているものとする。2つの画面が用紙の中央になるように配置する。 テープで用紙の4辺を画板に貼って制作してください (テープは試験場内にも用意してあります)。 また、制作終了後はテープをはがしてください。2. B4の紙は下書き用紙です。3. 出題の内容に関する質問にはお答えできません。 作品のタイトルを別紙にあらわしなさい(10字以内)。 ※描写力とアイデアの両面から評価します。1点で接するように配置し、画面同士に何らかの (10文字以内)。統合デザイン学科別紙マスキングテープ直径210mm直径210mm別紙記名票別紙記名票画板画面1画面2画面の間隔は無く1点で接している84問題 | 「くらべる手」を描きなさい。 条件 | 1. 手以外のものを描き、何を比べているのか 状況が明確に分かるようすること。 2. B3ボード全面を画面とし、縦横自由とする。 3. 下の図のように、記名票は自身で設定した向きの 右上になるように貼り、言葉を書いた別紙は 左上になるように貼ること。 注意 | 1. 支給した鏡は補助用具です。2. B4の紙は下書き用紙です。 3. 出題の内容に関する質問にはお答えできません。 使用紙 | クレセントボード♯310/B3記名票問題 | 正円の形をした2つの画面を 条件 | 1. 用紙は横位置とする。2. 各画面の枠は、直径210mmの正円とし、 3. 枠の中については、白く見せたい部分も白で塗り、 未完成でないことを示すこと。 4. 枠の外側には何も描かないこと。 5. 記名票は下の図のように右上になるように貼り、 タイトルを書いた別紙は左上になるように貼ること。 注意 | 1. 作品が波打たないように、下図のとおりマスキング 使用紙 | アラベールホワイト200K/540mm×380mm [採点基準]・理解力=問題の把握・理解が正しいか・観察力=日常の気付きからアイデアを導き出しているか・発想力=イメージを具体化するアイデアが優れているか・描写力=構図、形、光、量感などを描写することに必要な技術が優れているか・視点=事象を捉える感覚とその表現が適正で感性に優れているか一般選抜 | 専門試験鉛筆デッサン [5時間][出題のねらい]今年度の試験のテーマは「くらべる手」であり、日常生活において行われる比較行為に注目しました。比較対象は物質的なものだけでなく、形を持たない情報なども含まれます。手は、比較行為において、物を持ったり道具を使ったりするだけでなく、微細な重さや温度、触覚を感じ取ることができるセンサーとしての役割も果たします。試験では、このような多様な比較対象と手の仕草の中から、どのような「くらべる」場面を発見し、比較対象や目的と手の使い方との関係性を表現するかを求めました。今年度は問題文に描写力とアイデアの両面から評価することをあえて明記し、採点ではデッサン力だけでなく、独自の視点や観察力にもより重点を置きました。そして、意図を明確かつ魅力的に伝えるために、どの瞬間を選び、どの視点から描くかを選び取る判断力と構成力、的確な描写力を総合的に評価しました。[採点基準]・理解力=問題の把握・理解が正しいか・発想力=課題を具体化するアイデアが優れているか・表現力=アイデアを明確で適正な構成により美しく、かつ破綻なく整理しているか・分析力=様々な素材に対して形状や質感などの特性を理解しているか・統合力=与えられた課題に対し、発想、分析、表現が効果的に絡み合って作品の質を高めているか[出題のねらい]今年度は、昨年度の課題である「左右に配置された正円によって構成された2画面」という設定に「正円が接している」という条件を付け、接していることや正円という形状であることの必然性をアイデアに盛り込み、二つの画面の関係性を提示してもらうものとした。私たちが何か新しいことを考えるときに、制約というのはどのような扱いを受けるのだろうか。制約は、一般的には自らの創造性を縛るようなものとして捉えられがちだが、実際にさまざまなデザインは制約の集合によって形作られている。これからデザインを学んでいこうという受験生に対しても、この入試の機会を通じて、制約は単に自らを縛るものとしてではなく、自らの創造性を発揮するための手がかりとして利用するという視点を持つことを伝えたいと考えている。今回、これらの条件を意識的に活用していこうとしたアイデアに対しては、画力が多少伴わないものでも、可能な限り評価をするようにした。何故ならこの実技試験は画力だけを純粋に比べるものではなく、私たち統合デザイン学科の教育理念の下、新しいデザインを学ぶことにチャレンジし続けられる能力があるかを見たいと考えているためである。結果として、参考作品として挙げられたもののように、制約を活かすことで思いもよらないチャレンジが具現化された例もあれば、一方で事前に準備してきたアイデアをいかに強引にねじ込むかを考えていた例も多く見られたのは非常に残念である。入試である以上、合格という目的に向かって対策するということは当然あり得ると思うのだが、単に過去に評価された参考作品をそのままなぞったり真似るのではなく、制約をどのように解釈しアイデアを発展させているのかという思考プロセス自体を参考にし、柔軟に問題に対して立ち向かうことのできる知性を手に入れられるような訓練を積んでもらいたいと強く願っている。また、私たちもそういった受験生の知性に応えられるよう、新しい問題を準備していきたい。2023年2月11日(土)実施2023年2月12日(日)実施構成表現 [5時間]
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