入試問題集2024|多摩美術大学
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Department of ntii i , JapanesePantiPangngCourse ワーグマン中目/728mm×530mm 与えられたモチーフを描きなさい。絵画学科 日本画専攻10問題 | 「間」をテーマにして、 条件 | 用紙の縦、横は自由とする。注意 | 1. 紙袋はモチーフではありません。 使用紙 | TMKポスター/650mm×500mm(木炭紙大) 問題 | 与えられたモデルを描きなさい。条件 | 用紙の縦、横は自由とする。注意 | 出題の内容に関する質問にはお答えできません。使用紙 | [採点基準]鉛筆デッサン/水彩・発想=独自の創造性があるか・描写力=対象物に対して形、質、量感があるか・色彩感覚=独自な色彩の感覚があるか・理解力=出題を理解することにより、どう表現しうるか・表現力=自由な発想をいかに描写によって伝えられるか鉛筆デッサン モチーフ一般選抜 | 専門試験鉛筆デッサン [6時間]2. 瓶のふたは開けないで使用すること。3. ビニールパックは開けないで使用すること。4. 出題の内容に関する質問にはお答えできません。[出題のねらい]鉛筆デッサンのねらいは与えられた雑多なモチーフをいかにユニークな画面に変えられるかをポイントにしました。透明な緑の瓶、パックに入った鰹節、木製の球、生姜、敷物としての布を「間」をテーマに出題しています。物理的な間だけではなく様々に受け取ることができるテーマにする事で制作者の長所が生かせるようにしました。技術的な所では質感の描き分け、形に対する神経(観察力)を見ています。また「間」をテーマに出題したことで現場での対応力や思いつきといった絵画としての表現力も重要視します。基本的なデッサン力や構成力だけではなく作品を作るということに対する個人のスタンス、意識や積み重ねが伺えることが受験作品といえども魅力のある作品の条件になるように思います。[出題のねらい]水彩は今回モデルを入れての人物着彩でした。出題は生身のモデルさんを前にそれぞれがどのような観察をしているかを見るのが狙いです。基本的にはデッサン力を重要視しますが目の前にいるモデルさんに対してどのようなアプローチをしているかといった点もポイントになります。ポーズの捉え方、顔の表情などは特に実力が出るところかと思います。また色彩に対する感覚も制作者の個性が出るところです。こうした個別のところでも際立ってユニークであれば訓練的な全体の良さよりもそちらを評価することもあります。総合力とは難しいところですが作品に対するそれぞれの個性を重要視したいという希望でもあります。表現することはどの時点でもそれぞれの個人の考え方、それぞれの作品の完成度が必要でありそこに深く触れた作品であってほしいと思います。2024年2月3日(土)実施2024年2月4日(日)実施水彩 [6時間]

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