Department of Panti, ntiiOi il ngPangCourse 大学で用意したものを使用すること。 MBM木炭紙(特厚口)/650mm×500mm(木炭紙大)絵画学科 油画専攻16[採点基準]デッサン/油彩・出題内容の把握・理解・基礎的な表現力・描写力・独創性(オリジナリティ)・作品への意欲的取り組み・魅力ある感性一般選抜 | 専門試験デッサン [6時間]2. 参考資料やスケッチブック等の使用は認めません。3. 上記に反した場合、失格になることがあります。4. 出題の内容に関する質問にはお答えできません。650mm×500mm(木炭紙大)または2. 参考資料やスケッチブック等の使用は認めません。3. 上記に反した場合、失格になることがあります。4. 出題の内容に関する質問にはお答えできません。[出題のねらい]デッサンにおいては、ものを見る力と基本的な描写の能力を問う。感染症も落ち着いた今回は、人物モデルを用いることとなった。ここ数年は、こちらから観察の対象をわかりやすく示すことをせず、出題内容をどのように捉え、どこに何を見出し観察したか、といった点を評価の大きなポイントとすることも多かった。そこでは受験生各自のユニークな視点や意識の持ち方も試される。それに比べ、今回は観察の対象がわかりやすい状況であるとも言える。そこには、基本的なデッサン力を見たい、というねらいもあった。それだけに、現実から離れた独自の解釈による人間像を描いたデッサンについては評価が分かれることが多かった。人物デッサンでは、身体の構造を捉える客観的な見る力が求められる。部分的な観察だけでは難しいことでもある。描く力があるとともに、表面的にならず、目の前の人物を実直にしっかりと観察したことが感じられる作品が評価された。[出題のねらい]油彩では、描く力とともに、普段から物事をどのように捉えているか、どのような意識を持っているかを問う。「入れもの」をどのように考えたか、そこが評価の大きなポイントでもある。出題の検討では「容れもの」とする案もあったが、容器のイメージが強くなることを避けた。この平易な言葉から、何かが入るもの、入っているもの、出入りがあるところ、など、いろいろな思考の広がりが生まれることを期待した。何かが出入りするところ、とすれば、目の前の絵の具箱やポケットなど、いわゆる容器や袋状のものから、部屋や身体や海など、あらゆるものをそれと見ることもできる。一見、難しい出題に感じられるかもしれないが、実はかなり自由に描くことのできる出題でもある。意外なところを「入れもの」と見る想像力豊かなユニークな視点が感じられる作品が評価される一方、身の周りを観察して見過ごしそうなところに「入れもの」を見出して描いた作品も評価された。2024年2月9日(金)実施2024年2月10日(土)実施問題 | モデルを見て描きなさい。条件 | 画用紙または木炭紙は、 注意 | 1. 火気、水、溶剤の使用は認めません。 使用紙 | サンフラワーペーパー(M画) 特厚口〈175〉/ 問題 | 「入れもの」を描きなさい。 条件 | キャンバスは大学で用意したものを使用すること。注意 | 1. 火気の使用は認めません。 使用紙 | キャンバス/F15 油彩 [6時間]
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