入試問題集2024|多摩美術大学
74/172

Department of Imatinfor, Interacti i i onDesgnonDesgnCourse 自分の手を観察して描きなさい。 任意の幾何形体を用いて 色彩構成を表現しなさい。情報デザイン学科 情報デザインコース72問題 | 配布した紙皿と 条件 | 1. 用紙は縦位置で使用して、記名票は右上とします。2. 配布された紙皿をモチーフとして使用すること。 3. 紙皿を切るなどの加工をしてはいけません。 注意 | 出題の内容に関する質問にはお答えできません。使用紙 | サンフラワーペーパー(M画)MMボード/B3問題 | 「階段」をテーマに 条件 | 1. 用紙は縦位置で使用し、記名票は右上とすること。 注意 | 1. A3の紙1枚は下書き用紙です。 使用紙 | KMKケント(両面)ミューズイラストボードSS しろ/B3鉛筆デッサン モチーフ一般選抜 | 専門試験鉛筆デッサン [3時間]2. 塗り方は自由。 白く見せたい部分や余白をあらわす場合は白を塗ること。3. 言葉に頼らず、視覚的に表現すること。2. 出題の内容に関する質問にはお答えできません。[採点基準]・見る力=対象の形を正確に捉え認識できるか・技術力=基本的な表現技術があるか・構成力=表現内容を組み立て配置ができるか・表現力=観察に基づく表現ができているか・完成度=課題が作品として完成しているか[出題のねらい]日常色々なシーンで使われている紙皿をモチーフにしました。手と紙皿との組み合わせによって、日頃使用しているポーズから非日常的なポーズまで多様な構成が表現されることで、受験生の個性と発想力を見出すことをねらいとしました。採点は「採点基準」を基本に行いました。情報デザインにおいて最も必要とされるスキルは観察力であり、時間・空間への観察と構想力を重視します。時間への観察力は、形の変化、つまり動きに対する視点とそこから造形する力を持つことになり、時間の経過に従って空間をいかに構成していくのか、ということにつながっていきます。また手(身体)とモチーフ(モノ)との関係の中にある「力」と「方向性」について着目しました。デッサンという一枚に切り取られた絵の中に、ポーズへの思いやその次の動きに向けた情景の繋がりを意識して表現して欲しいからです。[採点基準]・理解力=出題内容を正確に読み取れるか・発想力=自分自身のテーマを展開できるか・構想力=構想を具体的に組み立てられるか・表現力=表現したいことを形にできるか・完成度=表現が作品として完成しているか[出題のねらい]階段という空間と平面を切り取ることのできるテーマで作者の個性や意志、また今までの経験や未来への思いや希望が表現されることをねらいとしました。採点は「採点基準」を基本に行いました。まず作者が階段というイメージ、空間、情景から何を選択するのか、また階段というモチーフで、概念、時間(一日の時間、季節)や空間、階段から思い起こす情景についてどのように取り上げ構成していくのかについて着目しました。またそれぞれの意味性やメタファーを要素として、いかに関係づけ組み合わせることで伝わるストーリーにするかが、ポイントになります。また表現にあたって具象化から抽象化のレベルを設定し、かたち、色、構図としてどのように視覚表現にまとめ伝えられているのかについても評価しました。2024年2月6日(火)実施2024年2月9日(金)実施視覚表現 [5時間]

元のページ  ../index.html#74

このブックを見る