入試問題集2024|多摩美術大学
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90[教員コメント]夜空には無数の星があり、自ら光る恒星と、その光を反射して光っている(ように人間から見える)惑星や衛星が混在しているわけだが、いずれも太陽からの強い光に照らされている日中には目視することができない。この事実を、目視できない状況ではなく、■かな点の集合による夜空を描くことで伝達しているアイデアを評価した。[教員コメント]数的概念を構成表現の枠組で視覚化することが困難だと思われたからか、数としての「100」の性質を扱っている作品は多く見られなかった。この作品は、100という数が1を100回足した数であるということを、数式などではなく文字を構成するという視覚表現手法によって変換して描写しているアイデアを評価した。[教員コメント]よく見るとわかるが、この画面は10×10の100マスによって描かれており、「100」の解釈の仕方としてマス目の数という情報量を扱っている。他の作品は100を「大量」の象徴として扱っているものが多かったが、この作品では少ない量として扱っていながら、うまく成立させているところを評価した。[教員コメント]夜景の中で灯る無数の朧げな光の集積は、そこで働いている人や生活している人がいて、現在も活動しているということを示しているものである。この作品ではその光を描写することによって、「100」を多くの種類があるという意味の象徴として捉え、私たちの社会がさまざまな人たちの選択の結果生まれていることを描いたアイデアを評価した。昼は100%目視不可100は大量の1から成る100マスで伝わる情報量100通りの人生

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