国際交流・留学

質の高い留学機会を提供

本学の教育目標のひとつは「国際社会に対応する幅広い教養を身につけた人格の形成を図り、現代社会に貢献する優れた芸術家、デザイナーならびに教育研究者等を育成する」ことです。キャンパス内には国際交流センターを設置し、海外留学を希望する学生への情報提供、留学生のボランティアによる語学講座、日本人学生と留学生の交流の場づくりなど、きめ細かなサポートと充実した情報発信を行っています。

海外協定校

世界トップクラスの美術大学との交換留学を実施。各エリア精の名門美術大学と海外協定を結び、質の高い教育を推し進めています。

交換留学制度

協定校のうち、下記地図の大学名に※がついている大学との交換留学制度を設けています。

世界を相手に、世界と一緒に、創造の可能性を広げる。

海外の美術大学との協働教育プログラムなど、さまざまな国際的プロジェクトに取り組んでいます。また、世界有数の美術大学との交換留学も実施。本学の学生の1割以上が留学生のため、日常の中でも国際性を磨くことができます。

アメリカの名門美大生と3ヵ月間開催国内を視察しデザイン提案する授業

アメリカの名門美術大学アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン(ACCD)との国際協働教育プロジェクト「パシフィック・リム」は2006年に始まり、現在も継続しているプログラムです。日米の学生がペアを組んでプロジェクト開催地に3ヵ月間滞在し、開催国内を視察しながら環境問題を考えたり、伝統文化などにおける課題や潜在的価値を見つけ、デザイン提案までを行います。

「国際協同教育プロジェクト Connecting Wool」ノルウェーの羊毛の活用法を探る4年間の協同研究

2018年よりオスロ国立芸術大学と取り組む「Connecting Wool」は、ノルウェーに生息する北方固有種、ワイルドシープの毛の新しい素材活用方法を探求する協同研究です。ノルウェーと日本における国際交流を通し、国際的視野を持つ人材の育成を目的としています。学生はノルウェーの羊の生育環境や日本のものづくりの現場を実体験しながらプロジェクトに参加しています。

全学生数の1割以上が留学生 年間約600名の留学生を受け入れ学内外に交流の場

全学生数の1割以上に及ぶ外国人留学生と共に学びながら、日常的な交流を通して国際性を磨き、多様な文化に触れ、知見を広げています。八王子キャンパスにある国際交流センターが海外協定校との連携窓口として、留学生の受け入れと支援を行っている他、海外で学びたい日本人学生の相談窓口にもなっています。なお、2023年度は3名のウクライナ支援学生を受け入れています。

世界各国の大学が参画する国際機関に加盟

2021年6月、本学は世界最大規模の芸術系非営利連合組織「Cumulus Association」に加盟しました。美術・デザイン教育に関するノウハウの交換や研究・大学運営に関する情報の共有、人的交流を促進する組織で、2022年時点で世界60ヵ国の357機関が加盟しています。

その他、これまでのプロジェクト事例

グローバルな視野を養う実践的なデザイン教育プログラム

JICAの技術協力プロジェクトで地場に密着した活動を支援

世界の版画作品から素材・技術・表現などの学術的なデータ収集