学長・副学長対談
多摩美術大学の学長 内藤 廣と副学長の深澤直人は、建築とプロダクトデザイン、それぞれの業界の第一線で長く活躍を続ける傍ら、大学教育現場にも長きにわたり身を置く者同士という大きな共通点があります。現在の学長・副学長体制として初年度を過ごす中、ふたりが日常的に繰り返す意見交換の様子を、このたび対談として収録しました。
建築家、そしてプロダクトデザイナーとして、互いに多忙を極める中でも大学教育に携わり続ける理由や各業界の実情、いま学長・副学長として多摩美術大学について思うこと、そして今後どのように舵取りしていくのかー。多岐にわたるテーマについて、プロフェッショナルならではの視点や教育者としての想いをもとに、学長・副学長が本音で率直に語り合う姿は、多摩美術大学のみならず現代の日本の大学やデザイン教育そのものが抱える課題をも映し出す瞬間に溢れています。今現在、アート・デザイン教育に関わる方のみならず、今後の関わりを見据える方や、多摩美術大学が今後どのような方向に進もうとしているのかについて関心をお持ちのすべての方に向けたメッセージをぜひご覧ください。
Vol.1「デザイナーが大学で教えるということ」
Vol.2「建築界の現状」
Vol.3「現代のデザイン教育が抱える構造的な課題」
Vol.4「グローバル化と多様化がもたらす人材育成の新たな視点」
Vol.5「統合と共感が生み出すデザインの力」
Vol.6「これからの多摩美術大学」
※この対談動画は、2024年10月に収録しました。内容はすべて収録時点のものです。