大学間連携
大学間での協定締結やコンソーシアムでの活動をとおして本学の研究資源を広く地域に提供するともに、学生への学際的で多様な教育機会提供を目指しています。
また、高校生に大学の実習や講義を受講する機会を設ける活動として高大連携授業も行っています。
昭和大学との包括連携協定
2016年10月に学校法人昭和大学と教育・研究・診療・芸術の分野における充実と発展を目的に包括連携協定を締結しました。
昭和大学の創立者・上條秀介博士、昭和医科大学附属医院長だった石井吉五郎氏、昭和医科大学常務理事だった斎藤浩氏は、かつて多摩美術大学とその前身・多摩帝国美術学校で理事などを務めています。それから半世紀以上を経て、両大学は「医術と美術が結びつく」ことで、未来を切り拓こうとしています。
次世代アントレプレナー育成事業「EDGE-NEXT」
早稲田大学を主幹校とする文部科学省の次世代アントレプレナー育成事業「EDGE-NEXT 人材育成のための共創エコシステムの形成」に、採択された2017年から協力機関として携わってきました。2020年度からは協働機関として同事業に参画しています。
早稲田大学との起業家育成に向けての基本協定
2019年3月12日(火)、多摩美術大学は早稲田大学と「起業家育成に関する大学間コンソーシアム連携協力に関する基本協定書」を締結しました。
大学コンソーシアム八王子
八王子地域には、25の大学・短期大学・高等専門学校があり、約11万人の学生が学んでいる全国でも有数の学園都市です。「大学コンソーシアム八王子」は、この地域特性を活かし、大学・市民・経済団体・企業・行政などが連携・協働し、大学・学生・市民の皆さんにとって、よりいっそう魅力ある学園都市をめざして、2009年4月に設立されました。 大学コンソーシアム八王子の多彩な事業展開のなかで、以下の11大学等と単位互換も行っています。
東京工科大学、創価大学、サレジオ工業高等専門学校、ヤマザキ学園大学、東京家政学院大学、東京工業高等専門学校、山野美容芸術短期大学、東京造形大学、東京純心女子大学、杏林大学、明星大学
全国芸術系大学コンソーシアム
全国の美術、芸術大学のほか、芸術系の学部学科をもつ44の大学が加盟し、2016年7月に発足しました。
2020年の東京オリンピック競技大会及び東京パラリンピック競技大会の開催を契機として、我が国の芸術文化の振興・持続的な発展や、国際展開等を推進することを目的とし、大学の枠を超えた連携・協力により、スケールメリットを活かした芸術実践活動や人材育成共同プログラム等をダイナミックに展開することを目指しています。
高大連携授業
高校生に大学の実習や講義を受講する機会を設ける活動です。2004年から、東京都立芸術高校・東京都立片倉高校の生徒の希望者を対象に、美術学部(八王子キャンパス)で実現してきました。また2007年からは東京都立八王子桑志高校、2008年からは東京都立工芸高校、2015年からは東京都世田谷総合高校、神奈川県弥栄高校とも連携を開始しました。