若者に向けた日本酒のブランディング
下田 啓太
作者によるコメント
アウトドアに出かける若者のための日本酒のブランディングを制作しました。新しくデザインした横置きボトルは、バッグに入れやすいように細長く、どこでも安定して置くことができます。おちょこも付属しているので、1本でどこでも楽しめます。違いを楽しむために、酒米、米麹、精米歩合、それぞれの種類を型番のように命名しました。組み合わせは全部で27通り、あなた好みが見つかります。
担当教員によるコメント
あまり日本酒を飲まない若い層に向けたブランディング。「日本酒のデザインはこうあるべき」という既成のイメージを全く捨て去って、振り切ったデザインで勝負していて爽快。文字の組みや配置の細かいところまで神経が行き届き、白地が美しく、潔い。中身のお酒もしっかり丁寧に作られていそうな感じ、おいしそうな感じが伝わってくる。バトンのような斬新なボトルは、キャップがお猪口になり、小さなネジでしっかり栓ができる。そのボトル実物を3Dプリンターを駆使して制作。また、動きのあるウェブサイトも構築、そこで見られる映像は3DのCGで描かれた質感や動きがユニークで気持ちよい。新しい技術を次々に身につけながら制作を進め、それによって作品の質を高めていくことができた。
教授・服部 一成
- 作品名若者に向けた日本酒のブランディング
- 作家名下田 啓太
- 作品情報ジェネラルグラフィック
技法・素材:Illustrator、Photoshop、Maya、Fusion 360、Visual Studio Code、3Dプリンター - 学科・専攻・コース
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