ハヤシレナ♡ネオ♡シャイニーズ鑑
林 礼菜
作者によるコメント
デザインにおける「流行」とその反対の意味を持つ「定番」の間の存在「シャイニーズ」。Shine(光)+Needs(需要)を掛け合わせたハヤシレナオリジナルの造語で「安定した需要があり、それが世間に広がり続けること」という意味だ。卒業制作ではその存在を目指して制作を進め、ハヤシレナの4年間の集大成をこれでもかと表現した。
担当教員によるコメント
林礼菜は1年次から卒業制作に通ずる表現をベースに作品を創り続けてきた。本作品は林の言うところの「造語」からなるユニークなロゴタイプがベースとなり形成され、その数は優に数百を越えている。
これらのロゴタイプを林は集合体として面で扱うことで、表現としての独自性とメッセージ性を強く押し出すことを発見し、さらにはあらゆるメディアを駆使し空間に展開させることで、単に表現を見せるだけで無く対象者を包み込むように誘うコミュニケーションへと変貌させ昇華させている。
日々欠かすこと無く作り続け増幅していく作品とその姿勢はまるで「生きること=制作すること」の意思表明のようであった。日々のたゆまぬ努力で今後もこの姿勢を貫いて欲しい。
准教授・加藤 勝也
- 作品名ハヤシレナ♡ネオ♡シャイニーズ鑑
- 作家名林 礼菜
- 作品情報ジェネラルグラフィック
技法・素材:Photoshop、スペーシアパイプ、エコノミークロス
サイズ:H2000×W2000×D2000mm - 学科・専攻・コース
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