うねり
白井 美輝
作者によるコメント
作品を構成する手書き線たちは一本一本を作者自身が引き並べたものです。
一本の線としてひき並べられた線が面となって流動する一瞬を体感してください。
担当教員によるコメント
までも交わらない手描きのペンの線は波のうねりや地層や山脈のように見えます。髪の毛の一本一本にも見えます。吸い込まれるような描写に思わず息を飲みます。一本の線を、息を止めて途切らさずに描くという画法を見出したことは、媒介と媒質の境界線を描くということに辿り着いたと感じます。
教授・深澤 直人、教授・長崎 綱雄
- 作品名うねり
- 作家名白井 美輝
- 作品情報絵画
技法・素材:ピグマ0.05mm、ケント紙
サイズ:髪=H1300×W1300mm(1点)/水=H1300×W3000mm(1点)/大地と大気=H2000×W1300mm(1点) - 学科・専攻・コース
- カテゴリー