KHAOS MANIPULATOR
高橋 冴季
作者によるコメント
KHAOS MANIPULATORはWeb上で実行可能なアプリケーションです。抽象的な図形を様々な形に変形、速度や色の変更、大量複製、そしてそれらをグループとして重ねることによって生まれるそのままでは予想だにしなかった表現の数々を体験できるモーションビジュアライズシステムになっています。「簡単」「体験」という観点に軸足を置いており、インターフェイスもそれに寄せています。また、生成した映像を書き出して動画ファイルにすることも可能です。
担当教員によるコメント
スマホやサイネージの普及により動画コンテンツを目にすることが多くなった。しかし、私たちは動きを目にする機会は多くとも、実際に動きをデザインする機会はほぼない。動きをデザインできるソフトは一般的にはまだ高額で使用方法も複雑である。そのような背景の中、この作品は実際に作者が動きのデザインを習得する中で見つけ出した動きの法則を再分類し誰でも触って試すことができる場を作った。実際に触って動きを作ってみることで動きの構造が直感的に理解できる。論理ではなく体験からものごとを教える教育アプローチのためびツールデザインとしての可能性を示唆している。それと同時にAI時代のデザイナーの役割の変化を想像させる批評的視点が奥深い。
講師・清水 淳子
- 作品名KHAOS MANIPULATOR
- 作家名高橋 冴季
- 作品情報webアプリケーション
技法・素材:p5.js、jQuery、jQuery UI、CCapture.js、shuffle-text.js、normalize.css、FontAwesome、Google Fonts(Bebas KaiNeue)、Visual Studio Code、Gulp、Google Chrome
サイズ:見ているデバイスのサイズ - 学科・専攻・コース
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