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担当教員によるコメント

コミュニケーション・デザインを学ぶ学生が卒業制作のテーマに洋服を選びました。洋服を作るには服飾専門で学んでいても一筋縄ではいかないほど数多くの工程とスキルが必要となります。さらに、デザイン学科ならではのアプローチがないと意味が無い。この作品はそんな難しいテーマへのチャレンジです。ただのリバーシブルではなく、裏と表、オンタイムとオフタイムを劇的に変化させられる洋服です。頭で想像し、デザイン画がうまくかけても実際に実用たる洋服になりえるか？つぶさに制作工程を見れたわけではないので試行錯誤や努力などは想像するしかないのですが、完成した作品は何の破綻もなく驚くような仕掛けをもった素敵な洋服になりました。

非常勤講師・操上 勝司