1-03-09-02
Jalan
cover illustration and accompanying note
「じゃらん」表紙のことば集


Tokyo Jalan No.435 (2004/12/15)
東京じゃらん 435号(2004.12月15日号)

 

「冬の温泉」
身体が冷えきって、芯から暖かくなる温泉に浸かる気持ち良さは、言葉に尽くしがたい。冬の温泉の魅力になっている。また、雪のしんしんと降る夜に一人で温泉にゆっくりと入るのも良いし、朝はやく入るのも爽やかなものがある。火照った身体で冬の風景を眺めながらもの思いふける。そして、身体が徐々に自然に支配されていく。

(041207- kondo update)



Tokyo
Jalan
No.433 (2004/12/01)
東京じゃらん 433号(2004.12月01日号)

 

「温泉クリスマス」
クリスマスは、すでに日本人の生活にとって重要なイベントとなった。それには、西洋的なロマンチックなエキゾチズムがそのようにした一つの要因だろう。大切なことだと思う。ところがこれが進むと、日本的なものが新たに生まれ、不思議な取り合わせが発生し、温泉でクリスマスを楽しむことができる時代となった。

(041122- kondo update)



Tokyo Jalan No.432 (2004/11/15)
東京じゃらん 432号(2004.11月15日号)

 

「御当地グルメ」
旅の楽しみのひとつは、その土地にしかない御当地の味覚を見つけだし、発見の喜びに浸ることだ。悦楽の世界でもあるが、徐々に御当地のオリジナルなものは消えつつある。物流などが発達してしまい、どこにいても手に入るからだ。ないものといえば、それは自然環境を代表する空気や光などの点としての環境なのかもしれない。

(041116- kondo update)



Tokyo Jalan No.431 (2004/11/01)
東京じゃらん 431号(2004.11月01日号)

 

「晩秋」
晩秋と聞くと、人生の渋みや晩年にしかないポエティックな感情が響きわたって来るような気がする。秋が終わって冬がやって来る手前のわずかな期間で、しっとりとした、どうしようもない虚しさがあったりする。しかし、それは、けっして悪いものでなくこの時にしかない美しさがある。

(041027- kondo update)



Tokyo Jalan No.430 (2004/10/15)
東京じゃらん 430号(2004.10月15日号)

 

「紅葉の秋の旅」
いつも思うのだが、美しい紅葉は、はかなさで満ちていると感じる。あまりにも刹那的な時間を体験するためにそんな気持ちになるのだろう。刻々と移ろう紅葉の色彩 に人生を映し出したり、文学的な言葉でいっぱいになる。秋のパワーには、まいってしまうのだ。

(041027- kondo update)



Tokyo Jalan No.429 (2004/10/01)
東京じゃらん 429号(2004.10月01日号)

 

「食欲の秋」
秋になるとなぜか食欲がでる。食欲旺盛なときは、体調もすこぶる良いときが多い。元気も出るし、精神も安定する。つくづく、健康な肉体に健全な精神が宿るということ実感する。秋は、一年の中でこの健康的な食欲を満足する季節であり、自然界の恵みを享受できる。だからせいいっぱい受動的な食欲の秋にしたいものだ。

(041207- kondo update)



Tokyo Jalan No.428 (2004/09/15)
東京じゃらん 428号(2004.09月15日号)

 

「秋の旅」
秋がやってきて、夏の疲れを癒すために、どうしても秋のゆっくりとした旅に出たい。秋の爽やかな風が、ぼくたちの肌を撫でながら快感を感じさせる。なんて最高な気分なのだろうと、思うことが疲労感を吹っ飛ばし、元気を再生する。さらに、秋の植物からも同じような美的な刺激があり、それを助長する。

(041006- kondo update)



Tokyo Jalan No.427 (2004/09/01)
東京じゃらん 427号(2004.09月01日号)

 

「田舎くらし体験」
田舎のくらしを体験することが流行っている。それは、都会に若者が集中している逆現象の一つだ。都会は、いっけん便利で、なにもかもが手に入りそうだが、問題が多いのも気付いている。田舎にしかない生活やシンプルな自然とのつきあいなど魅力的なところがある。そこを体験して、人間本来の感覚を取り戻したいのだ。

(041006- kondo update)


Tokyo Jalan No.426 (2004/08/15)
東京じゃらん 426号(2004.08月15日号)

 

「ちゃんと休もう」
夏休みにがむしゃらに働くのもあるが、その反対にゆっくりとそして、ちゃんと休みたいものだ。そうしないとこれからやってくる秋に向かって体力や精神力がもたなくなる。スポーツもそうだが休みをうまくアレンジしないと、かならず失敗する。だから体調の見事な制御が長期的な健康をたもつ。

(041006- kondo update)


Tokyo Jalan No.425 (2004/08/01)
東京じゃらん 425号(2004.08月01日号)

 

「遊び」
人間の根源に遊びがある。それは、とても重要だ。オランダの学者ホイジンハが文化は、遊びから生まれる。と新説を唱えてからかなりたつが、山遊び、川遊びも大切な人間の行為だ。そこからさまざま発見があり、知るところが多い。自然観察など価値ある学問も、このような遊びからの興味から生まれた。

(041006- kondo update)


Tokyo Jalan No.424 (2004/07/15)
東京じゃらん 424号(2004.07月15日号)

 

「真夏のビーチ」
真夏のビーチの輝く明るさは、若さの象徴だ。サーフィンやビーチバレーなど体力を使うスポーツを楽しんだり、家族であれば西瓜割りでゲームをする。子供たちは、ビーチの砂でさまざまな造形をつくる。ゆっくりとビーチパラソルでサングラスかけて読書しながらの日光浴もあるが、やはり目の前に広がる海をみると波間をパワフルに泳ぎたいものだ。

(040901- kondo update)


 

 

Tokyo Jalan No.423 (2004/07/01)
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じゃらん(東京版)423号(2004.07月01日号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「夏の旅行」
沖縄旅行と北海道旅行とでは、まったく異なった文化を体験することになる。おいしい食べ物や水、匂い、空気感、音などが思い出のひとつになる。青い海をイメージする人は沖縄。緑の山や広い草原をイメージする人は北海道だ。どちらにしても日常では味わえない心地よさを感じることができるだろう。

(040621- kondo update)

 



  Jalan (travel magazine)
Tokyo regional edition No.420 (2004/06/15)
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じゃらん(東京版)420号(2004.06月15日号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「花火」
花火の時季になると心がソワソワし、落ち着かなくなる。はやく場所とりをしなければならないし、なにしろ天気が気になる。せっかく約束をして皆を集めて楽しみにしていてもやはり天気次第だ。しかし、こんなことがあったとしても夜空に大きく開く大スターマインをみたりナイアガラの滝を見れば、すでに花火の世界に引き込まれる。

(040608- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
Tokyo regional edition No.420 (2004/06/01)
Cover Illustration
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じゃらん(東京版)420号(2004.06月01日号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「隠れ屋」
けっこう秘密をもつことは、それなりに楽しい。その代表的なものに「隠れ屋」がある。だれにも言わないで自分だけの秘密の場所だ。子供のときから憧れとしてあった。そこには、自分にとってほんとうに大切なコレクションなどをおいて心からリラックスする。誰からもじゃまにされない一人になる時間を楽しむのだ。

(040608- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
Tokyo regional edition No.419 (2004/05/15)
Cover Illustration
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じゃらん(東京版)419号(2004.05月15日号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「露天風呂」
海の風景、山の景色、渓流のせせらぎを聞きながら露天風呂の心地よい季節になった。露天風呂の良さは、あくまでも外気を肌で感じ、その自然との一体感を温泉を通 して楽しむところにある。そこが、雄大なパノラマであったり切り立った断崖であったりすれば、もちろん心も反応して良い影響を受ける。

(040608- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
Tokyo regional edition No.418 (2004/05/01)
Cover Illustration
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じゃらん(東京版)418号(2004.05月01日号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「ドライブ」
どんなに自然が美しいといっても新緑のシーズンの自然ほど感動的な美しさはない。そこを滑るように走る静かなドライブは、全自然の美的エネルギーを吸収する感覚に捕われる。あらゆる植物からわずかだが聞こえないほど小さなざわめきがある。それを聞くドライブをしたい。

(040419- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
Tokyo regional edition No.417 (2004/04/15)
Cover Illustration
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じゃらん(東京版)417号(2004.04月15日号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「最高のゴールデンウィーク」
冬の間、動きが鈍っていたが、春はそろそろ遠くに遊びに行きたくてウズウズしてくる季節だ。香りよし、目にも気持ちのよい花と新緑に誘われて、身体全体でこのゴールデンウィークを満喫する。友人や家族とお出かけ大作戦のテーマを決めたりして自分史上最高のゴールデンウィークにしたい。

(040416- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
Tokyo regional edition No.415 (2004/04/01)
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じゃらん(東京版)415号(2004.04月01日号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「春のスイーツ」
春の甘い空気は、なんとも美味しい味わいがある。ぼくは、このスイーツな食物が好きだ。紅茶や中国茶とともにいただくとと疲れた肉体や心を十分満たしてくれる。強い甘さではなく、わずかな甘さがいいのだ。微妙さがいいのだ。誰も気づかないぐらいに自然なものがいい。そのことばを聞きながら春を味わう。

(040319- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
Tokyo regional edition No.414 (2004/03/15)
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じゃらん(東京版)414号(2004.03月15日号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「桜」
桜というタイトルの歌が流行っている。やはり日本人は、桜がほんとうに好きなんだとよく分かる。桜ほどぼくたちの思いが強い花はない。武士道に桜は、切っても切れない関係にあるし、入学試験や入学式などの儀式には、桜のイメージが物語る。

(040323- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
Tokyo regional edition No.413 (2004/03/01)
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じゃらん(東京版)413号(2004.03月01日号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「春の花」
春が嫌いな人は、よほどな人だ。ほとんどの人は、春が来ると心がウキウキして弾んだ気持ちになる。気温も暖かくなり、身体が柔らかくなる。最大な春の効果 は、花が咲きみだれ花の香で酔いしれ浮かれた気分になる。色彩もビビットな明るい色で刺激的だ。赤、黄色、オレンジなどの暖色が補色の鮮やかな緑色とでよりいっそう際立たせられる。

(040319- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
Tokyo regional edition No.411 (2004/02/15)
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じゃらん(東京版)411号(2004.02月15日号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「いちご狩り」
ドライブをしながらその沿線の看板や目印が気になる。さまざまな情報の刺激がぼくたちの心をそそる。レストランや美術館などで、いちご狩りの看板も同じく目立つデザインでちょっとキッチュだ。いちご狩りの醍醐味は、いちごを摘んでカゴの中をたくさんにして、それを摘み食いをすることだ。新鮮で甘さが口のなかでシュワと広がる。その感覚がいちご狩りのいいところだ。

(040209- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
Tokyo regional edition No.410 (2004/02/01)
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じゃらん(東京版)410号(2004.02月01日号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「冬景色」
冬の景色の美しさの秘密は、新鮮な白い雪で覆われて自然界が純粋さを増すところにある。白という色彩 は、純白のウエディングドレスの持っている清楚なイメージで分かるようにピュアな色だ。さらに冬の身に染み入る寒さがそれをいっそう純粋にする。すべての理解は、自然界から受ける身体的で受動的で身をゆだねるところにある。とくに冬は、理解しやすい。

(040116- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
Tokyo regional edition No.408 (2004/01/15)
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じゃらん(東京版)408号(2004.01月15日号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「新春」
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。本年もよい年でありますように。と、新年を迎えるたびに、誰もが心からそう思う。新年は、その年のスタートの意気込みもあるし、また新たな再出発のようでもある。なにしろ始まるのだ。一つ一つ丁寧に確実にやっていきたいと思う。その積み重ねがぼくには、大切な一年の始まりだ。

(040106- kondo update)

 


  Jalan (travel magazine)
Tokyo regional edition No.407 (2004/01/01)
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じゃらん(東京版)407号(2004.01月01日号)
表紙イラスト/表紙の言葉


「年末、年始の温泉旅行」
年末、年始は、いつも温泉に行くことにしている。そこで年末年始をファミリーで水入らずの時間を過ごす。なにしろ女性陣が、ゆっくりできるため、このプランは好評だ。しかし、毎年、温泉地選びと宿泊旅館の予約が大変で議論になる。予算、環境、距離など、それぞれが満足するのに適した所が難しいのだ。

(031217- kondo update)

 


No.407(2004.01.01)


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