1-03-09-01
Jalan cover
illustration and accompanying note
「じゃらん」表紙のことば集
Tokyo
Jalan
No.447 (2005/06/01)
東京じゃらん 447号(2005.06月01日号)
「宿」
旅のやすらぎは、素敵な宿に巡り合ったときだ。疲れたときにやっと辿り着いた心地よい安心感は、何ともいえないものがある。ふわっとした布団やベッド、それは天国に登るほどの快感だ。そして、ゆっくりとした食事の楽しさは、全身にしみ込む満ち足りたエネルギー補給である。宿の宿泊ライフの醍醐味である。
(050620- kondo update)
Tokyo
Jalan
No.446 (2005/05/15)
東京じゃらん 446号(2005.05月15日号)
「温泉地」
湯煙のたつ温泉地は、独特の香りがして温泉気分を満たしてくれる。かならずや川が、流れていて耳にここちよいせせらぎの音が聞こえる。五感を通
して感じる快適な響きをぼくたちは、堪能して温泉地の魅力に浸るのである。温泉の効能が、リラックスさせ、今までの疲労を癒す。さらに美味しい食事が待っている。
(050620- kondo update)
Tokyo Jalan No.445 (2005/05/01)
東京じゃらん 445号(2005.05月01日号)
「ゴールデンウイーク」
以前は「ゴールデンウイーク」を「飛び石連休」と呼んだ。今では全くその概念は、消えて「飛び石」も死語化してしまった。また、端午の節句の儀式も家庭の中から消えそうな感もある。それよりも長い休日で旅に出たりしながら、そこでさまざまな習慣や日本の風習などを知ったり楽しむ時代になった。
(050620- kondo update)
Tokyo Jalan No.444 (2005/04/15)
東京じゃらん 444号(2005.04月15日号)
「湯めぐり」
めぐりの楽しさは、比較分析しその魅力を理解するところにある。まるで、比較文化論のようでもある。たかが湯だがされど湯ということだ。「湯めぐり」のおもしろさは、自分の身体をつかって全感覚で、しかも直感で湯を読み取る。その違いを比較して、この湯がベストだと確信して満足したりする。なんと知的な遊びなのか。
(050620- kondo update)
Tokyo
Jalan No.443 (2005/04/01)
東京じゃらん 443号(2005.04月01日号)
「春の花」
広々とした草原に一面の春の花が咲いている風景は、ぼくたちの心をいとも簡単に幸福感で満たし、パラダイスを創造してくれる。たった一輪の花でさえ気分を良くしてくれるのに、春の一面
の花はそれどころではない。春は、これらのパワーで夢や希望のようなエネルギッシュな生命感を与えるのである。
(050620- kondo update)
Tokyo Jalan No.441
(2005/03/15)
東京じゃらん 441号(2005.03月15日号)
「桜」
春になると桜の季節だ。日本人の私たちにとって、桜に対する思いは格別で特別の花である。それは歴史が物語るように桜は、日本人の大切な美意識である。外国の人々から見ればただの綺麗な花のひとつだが、そうではない。はかなく美しい象徴的な日本がある。
(050620- kondo update)
Tokyo Jalan No.440 (2005/03/01)
東京じゃらん 440号(2005.03月01日号)
「いちご狩り」
果物のなかでも「いちご」ば、可愛らしくてそのイメージそのものの味がする。とくに、咽が乾いたときや身体が熟くなったときなど、「いちご」をほうばる瞬間、新鮮で、爽やかで、みずみずしい感覚が、全身に満ちる。もぎたての嬉しさば、これをさらに助長する。いちごの香りも子供の頃の思いを起こさせる。
(050218- kondo update)
Tokyo Jalan No.439 (2005/02/15)
東京じゃらん 439号(2005.02月15日号)
「贅沢」
贅沢が幸福感を満たしてくれるとは思えない。どんなに高級なものであっても同じだ。ところが、ちょっとした贅沢には心が惹かれる。なぜならば、身の丈を越えたものは言語道断だが、ゆるされる範囲での気のきいた贅沢は、やさしさや幸福感があって好きである。質素のなかに特別
な日という記念日に似た嬉しさがある。
(050215- kondo update)
Tokyo Jalan No.438
(2005/02/01)
東京じゃらん 438号(2005.02月01日号)
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「冬の遊び」
冬の旅の楽しさは、なんといっても雪の美しさだ。そして冬の遊びの最大級がスキーだと思う。雪国の冬の生活はこの雪でたいへん苦しめられる。しかし雪のマイナス要素をひっくり返して遊びまで昇華させた雪国の人はすばらしい。遊びには日常の発想の転換をすることがひとつの条件である。
(050209- kondo update)
Tokyo Jalan No.437 (2005/01/15)
東京じゃらん 437号(2005.01月15日号)
「冬の味覚・鍋」
冬の味覚の代表は、暖かい鍋料理だ。魚貝類中心のものから肉や野菜でいっぱいのものまである。味噌味、醤油味それに水炊きとかいろいろある。ぼくは、そのときの体調で、ある時は魚、ある時は肉と決める。そんな中でも雪の降る風景を眺めながら鱈鍋で、わいわいとおしゃべりをしながら楽しむのが好きだ。
(050111- kondo update)
Tokyo Jalan No.436 (2005/01/01)
東京じゃらん 436号(2005.01月01日号)
「年末年始」
年の暮れの慌ただしさは、淋しさを感じる。暮れの活気がそれをさらに助長させる。いつもだったらなにも感じないが、暮れという響きと一年の区切りの節目だからであろう。そして、新年の決まり切った準備もせわしなく動かなければならない。年賀状書きにはじまり、煤払いだったり、門松の用意だったりと大忙しだ。
(050111- kondo update)
No.436(2005.01.01)〜