多摩美術大学博士課程展2020
- [Poster Number] ----- 2019-18
- [Title] ------------------ 多摩美術大学博士課程展2020
- [Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
- [Technique] ---------- Offset printing
- [Year]------------------ 2019
- [Client] ---------------- 多摩美術大学
- [Category] ------------ Education
- [Idea] ------------------- 千利休の落ち着いた全体から、意志と侘び茶の静けさを造り上げた美的情熱を感じざるを得ない。
- [Comment] ------------ 第17回多摩美術大学博士課程展は、2001年度に開設し今年で17回目を迎え、5名の学位取得者を出すことになった。美術・デザインにおける創作と理論の両面において高度の素質を備えた人材の養成を目的としている。会期は2020年3月4日(水)~23日(月)まで多摩美術大学美術館で開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響に伴い中止となった。だが、中止になるまでの間、ポスターは告知の機能を果たした。連作となる一方のデザインは、安土桃山時代の侘び茶の地味な配色を強調し、千利休の全身のシルエットから「目に見えないものを大切にする」イメージを作り上げた。さらに顔面前の無彩色による三角形の集合体が、心の中の静まり返った意志と情熱に満ちたものを感じざるを得ないだろう。
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[Update] --------- 200206_hashimura / テキスト:200617_hashimura
多摩美術大学博士課程展2020
- [Poster Number] ----- 2019-17
- [Title] ------------------ 多摩美術大学博士課程展2020
- [Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
- [Technique] ---------- Offset printing
- [Year]------------------ 2019
- [Client] ---------------- 多摩美術大学
- [Category] ------------ Education
- [Idea] ------------------- 千利休の「目に見えないものを大切にする」という思想を視覚化した。
- [Comment] ------------ 第17回多摩美術大学博士課程展は、2001年度に開設し今年で17回目を迎え、5名の学位取得者を出すことになった。美術・デザインにおける創作と理論の両面において高度の素質を備えた人材の養成を目的としている。会期は2020年3月4日(水)~23日(月)まで多摩美術大学美術館で開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響に伴い中止となった。だが、中止になるまでの間、ポスターは告知の機能を果たした。デザインのアイデアは、安土桃山時代の侘び茶完成者として知られる千利休のシルエットを生かし「目に見えないものを大切にする」イメージを描いた。カラフルな三角形の集合体で顔は見えないように重ねて、利休の思想がより一層際立つようにした。
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[Update] --------- 200206_hashimura / テキスト:200617_hashimura
10. Message Illustration Poster in Nagaoka
- [Poster Number] ----- 2019-16
- [Title] ------------------ 11. Message Illustration Poster in Nagaoka
- [Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
- [Technique] ---------- Offset printing
- [Year]------------------ 2019
- [Client] ---------------- 秋山孝ポスター美術館長岡(APM)
- [Category] ------------ Education
- [Idea] ------------------- 荒野を一人で歩き、孤独の中から自分自身がこだわっている表現を見出だす。
- [Comment] ------------ 多摩美術大学大学院のグループ、メッセージイラストレーションポスター展委員会が主体となり、2019年11月2日~30日の間「第11回メッセージイラストレーションポスター展in長岡」を開催した。この11年間継続して展示を行ってきた。美術館で発表することは、未来のデザイナーにとって必要不可欠な経験だ。大学院生が主体となる展示は自主性の意思の強さの表れだと思っている。ポスターデザインは、 荒野を一人で歩き、孤独の中から自分自身がこだわっている表現を見出す様子を描いた。それは、誰にも発見できない自分の姿を映し出し、独自の佇まいからに滲み出てくる美的感性である。そのため、言葉では言い表せない世界だ。
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[Update] --------- 200206_hashimura / テキスト:200617_hashimura
Carteles del Maestro Takashi Akiyama en Bolivia 2019
- [Poster Number] ----- 2019-15
- [Title] ------------------ Carteles del Maestro Takashi Akiyama en Bolivia 2019
- [Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
- [Technique] ---------- Offset printing
- [Year]------------------ 2019
- [Client] ---------------- The Biennial of Poster Bolivia BICeBé
- [Category] ------------ Culture
- [Idea] -------------------
- [Comment] ------------
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[Update] --------- 200206_hashimura / テキスト:
Earthquake Japan 2019
- [Poster Number] ----- 2019-14
- [Title] ------------------ Earthquake Japan 2019
- [Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
- [Technique] ---------- Offset printing
- [Year]------------------ 2019
- [Client] ---------------- 多摩美術大学
- [Category] ------------ Social, Education
- [Idea] ------------------- 2019年10月21日~11月13日の間、多摩美術大学地震ポスター支援プロジェクト・ イラストレーションポスター展を開催した。今年で16周年目を迎え、今までの研究を振り返る展覧会として多摩美術大学図書 館ギャラリーにおいて作品総数81点を展示した。災害における認識の記録としてポスターは貴重な役割を担っており、このプロジェクトは地震災害を未然に防ぐ活動である。シリーズ2作目のポスターデザインは、1作目より森の深閑とした静謐な世界を表現している。画面に登場する地震の神は、さらに小さくレイアウトした。自然を象徴する濃緑を用い、ポスター画面全体を支配している様子を表した。この2作品は、異なる自然界の神秘的な空間の広がりを描くことができた。
- [Comment] ------------ 今回の地震ポスターは、2作品のシリーズによって、森の深閑とした神秘性を表現することができた。
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[Update] --------- 200206_hashimura / テキスト:200617_hashimura
Earthquake Japan 2019
- [Poster Number] ----- 2019-13
- [Title] ------------------ Earthquake Japan 2019
- [Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
- [Technique] ---------- Offset printing
- [Year]------------------ 2019
- [Client] ---------------- 多摩美術大学
- [Category] ------------ Social, Education
- [Idea] ------------------- 地震の神が現れ出て、地震を引き起こすシーンを描いた。
- [Comment] ------------ 2019年10月21日~11月13日の間、多摩 美術大学地震ポスター支援プロジェクト・ イラストレーションポスター展を開催した。今年で16周年目を迎え、今までの研究を振り返る展覧会として多摩美術大学図書 館ギャラリーにおいて作品総数81点を展示 した。災害における認識の記録としてポス ターは貴重な役割を担っており、このプロジェクトは地震災害を未然に防ぐ活動である。ポスターデザインは、姿が見えない大地の神の指示により、生き物に扮した地震の 神が現れ出て地震を引き起こすシーンを描 いた。人間の欲望と傲慢さを諌めているイメージだ。ぼくたちには、想像することが出来ない森がそこにある。色彩は、絵本の一場面のようにした。
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[Update] --------- 200206_hashimura / テキスト:200617_hashimura
開館10周年記念・秋山孝ポスター展
- [Poster Number] ----- 2019-12
- [Title] ------------------ APM開館10周年記念・秋山孝ポスター展
- [Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
- [Technique] ---------- Offset printing
- [Year]------------------ 2019
- [Client] ---------------- 秋山孝ポスター美術館長岡(APM)
- [Category] ------------ Culture
- [Idea] ------------------- 秋山孝ポスター美術館長岡(APM)は本年で10周年を迎え、10月12日にAPMで記念式典を開催した。振り返ってみると、つい昨日のように思い出すが、この間に約30回の企画展と美術館大学(講演会)は46回、研究書の出版、海外展、主催する日本ブックデザイン賞には多数の応募があった。美術館活動の目的は、1.ポスター芸術の展示、2.美術館大学という名の講演(教育)、3.日本ブックデザイン賞の開催など、数多くの活動を行った。研究報告書としてAPM REPORT、APM POSTER、特別企画展の計28巻を発行した。また日本ブックデザイン賞のカタログは5巻目を発行することができた。今後、各問題点を解決して進んでいきたいと思っている。
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[Update] --------- 190917_hashimura / テキスト:191112_hashimura
日本ブックデザイン賞2019作品展
- [Poster Number] ----- 2019-11
- [Title] ------------------ 日本ブックデザイン賞2019作品展
- [Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
- [Technique] ---------- Offset printing
- [Year]------------------ 2019
- [Client] ---------------- 秋山孝ポスター美術館長岡(APM)
- [Category] ------------ Culture
- [Idea] ------------------- 募集ポスターと5周年記念の元に行われる授賞式をイメージし、5冊(5周年)の本がバランスを保ち、元気に歩いている。
- [Comment] ------------ 第5回日本ブックデザイン賞2019作品展の告知ポスターだ。全国から集まった応募総数341点から受賞および入選作品が決まり、アオーレ長岡ホワイエおよびAPM蔵で展示を行い、授賞式を開催した。今年のグランプリは、課題図書である『山月記』のポスターをデザインした一般の部の柏大輔が受賞した。日本の書店には殆ど書籍ポスターが見当たらない。ところが、ヨーロッパでは大判ポスターの展示は現在もなお行われている。それらの復活は書籍の魅力をより一層引き立てるために重要である。そのために日本ブックデザイン賞を開催している。ポスターのデザインは、危うくバランスをとりながら5周年を開催するイメージを表現した。
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[Update] --------- 190917_hashimura / テキスト:191112_hashimura
17. Message Illustration Poster 2019
- [Poster Number] ----- 2019-10
- [Title] ------------------ 17. Message Illustration Poster 2019
- [Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
- [Technique] ---------- Offset printing
- [Year]------------------ 2019
- [Client] ---------------- 多摩美術大学イラストレーションスタディーズ
- [Category] ------------ Education
- [Idea] ------------------- 地中に埋もれているトロイの木馬をモチーフとし、その努力をイラストレーションとして視覚化した。
- [Comment] ------------ 多摩美術大学グラフィックデザイン学科イラストレーションスタディーズでは、2019年9月6日~18日まで「17.メッセージイラストレーションポスター展」をデザイン棟1Fギャラリーにて開催した。本年度出品者は計80名となり、その表現の可能性を探ろうとするものである。同世代の表現を見ることにより、新たな表現世界を獲得することを目的としている。ドイツ人のハインリッヒ・シュリーマン(1822-90年)は8歳の時父からプレゼントされた本によって、トロイアの遺跡の発掘をしようと目覚めた。長年に渡る発掘作業の末、トロイアの遺跡を発掘した。ポスターデザインはその精神を引用し、トロイの木馬を描き表現した。
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[Update] --------- 190904_hashimura / テキスト:191112_hshimura
大垣まつり - Ogaki Matsuri Festival
- [Poster Number] ----- 2019-09
- [Title] ------------------ 大垣まつり - Ogaki Matsuri Festival
- [Size] ------------------ 900 x 600mm
- [Technique] ---------- Silkscreen printing
- [Year]------------------ 2019
- [Client] ---------------- 大垣まつり世界のポスター展実行委員会
- [Category] ------------ Culture
- [Idea] -------------------
- [Comment] ------------
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[Update] --------- 190904_hashimura / テキスト:
日本ブックデザイン賞 4年の軌跡
- [Poster Number] ----- 2019-08
- [Title] ------------------ 日本ブックデザイン賞 4年の軌跡
- [Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1),728 x 515 mm (B2)
- [Technique] ---------- Offset printing
- [Year]------------------ 2019
- [Client] ---------------- 中之口先人館
- [Category] ------------ Culture
- [Idea] ------------------- マグダラのマリアが聖書から啓示を受け、その心の衝撃をデザインした。静かで美しい心の情景が伝わるよう考えた。
- [Comment] ------------ 新潟市西蒲区にある中之口先人館にて、2019年8月10日~9月15日の間、「日本ブックデザイン賞4年の軌跡」展を開催した。秋山孝ポスター美術館長岡(APM)では、2015年からブックデザインのコンペティション「日本ブックデザイン賞」を開催している。全国から作品を公募し、2015年から2018年までの4年間の作品の代表作を展示した。現代はデジタル化が進み、電子メディアと紙メディアが共存している。そのような中で書棚で存在感を示す紙の本を中心にこの展覧会は開かれた。ポスターデザインは、マグダラのマリアが聖書から啓示を受け、その心の衝撃をデザインした。静かで美しい心の情景が伝わるよう考えた。
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[Update] --------- 190904_hashimura / テキスト:190917_hashimura
Student Conference 2019
- [Poster Number] ----- 2019-07
- [Title] ------------------ Student Conference 2019
- [Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
- [Technique] ---------- Offset printing
- [Year]------------------ 2019
- [Client] ---------------- 多摩美術大学イラストレーションスタディーズ
- [Category] ------------ Education
- [Idea] ------------------- 土着的な祭りの衣装をイメージし、水辺で見られる豪快な鳥の姿を表した。
- [Comment] ------------ 2019年7月13日に多摩美術大学レクチャーホールCにて「発想の秘密④メタファー」というテーマでスチューデント会議を開催した。スチューデント会議は今年で17年目を迎えた。イラストレーションを研究する上で重要なキーワードを取り上げ、それについて意見交換したり、またはその成り立ちや意味から導き出された形(イラストレーション)について独自の見解を作り上げる会議だ。つまりそれらの思考を深めることを目的としている。ポスターデザインは東北の土着的な祭りの衣装をイメージし、水辺で見られる豪快な鳥の姿を表した。特に人間の持っている祭りの必要性をユーモラスなキャラクターに置き換えた。
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[Update] --------- 190712_hashimura / テキスト:190907_hashimura
Student Conference 2019
- [Poster Number] ----- 2019-06
- [Title] ------------------ Student Conference 2019
- [Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
- [Technique] ---------- Offset printing
- [Year]------------------ 2019
- [Client] ---------------- 多摩美術大学イラストレーションスタディーズ
- [Category] ------------ Education
- [Idea] ------------------- 白鷺の醸しだす静謐な時間と神秘性をメタファーとした。
- [Comment] ------------ 2019年7月13日に多摩美術大学レクチャーホールCにて「発想の秘密④メタファー」というテーマでスチューデント会議を開催した。スチューデント会議は今年で17年目を迎えた。イラストレーションを研究する上で重要なキーワードを取り上げ、それについて意見交換したり、またはその成り立ちや意味から導き出された形(イラストレーション)について独自の見解を作り上げる会議だ。つまりそれらの思考を深めることを目的としている。ポスターデザインは白鷺をモチーフとした衣装を纏い、水辺を練り歩く姿を表現した。白鷺の醸しだす静謐な時間と神秘性をメタファーとした。若い少女が纏うため清純で厳かな儀式のように思える。
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[Update] --------- 190712_hashimura / テキスト:190917_hashimura
秋山孝の神秘5 -「考える技術」「表現する技術」展
- [Poster Number] ----- 2019-05
- [Title] ------------------ 秋山孝の神秘5 -「考える技術」「表現する技術」展
- [Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
- [Technique] ---------- Offset printing
- [Year]------------------ 2019
- [Client] ---------------- 秋山孝ポスター美術館長岡(APM)
- [Category] ------------ Culture
- [Idea] ------------------- 左右の脳、左右の腕、静脈動脈といったぶつかりあう関係がある。
- [Comment] ------------ 秋山孝ポスター美術館長岡(APM)は、第29回企画展として秋山孝の神秘5 「考える技術」「表現する技術」展を2019年5月11日~9月15日の期間開催した。秋山が何を考えて創作の手懸りとして作品を産み出すのか、その神秘を垣間見る。今回は5回目を迎え「考える技術」「表現する技術」のこだわりとその神秘を解き明かしたいと考えた。「考える技術」と「表現する技術」は根底的に異なる技術だ。この違いによって計り知れない結果になるときが多い。僅かな差違が大きな結果となり勝敗が決まる。ほんの僅かな違いのアイデアや、一本の線でさえ異なる描き方で天地の差が出ることが多々ある。ポスターデザインは、左右の脳、左右の腕、静脈動脈といったぶつかりあう関係がある。
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[Update] --------- 190513_hashimura / テキスト:190611_hashimura
秋山孝の神秘5 -「考える技術」「表現する技術」展
- [Poster Number] ----- 2019-04
- [Title] ------------------ 秋山孝の神秘5 -「考える技術」「表現する技術」展
- [Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
- [Technique] ---------- Offset printing
- [Year]------------------ 2019
- [Client] ---------------- 秋山孝ポスター美術館長岡(APM)
- [Category] ------------ Culture
- [Idea] ------------------- ほんの僅かな違いのアイデアや、一本の線でさえ異なる描き方で天地の差が出ることが多々ある。
- [Comment] ------------ 秋山孝ポスター美術館長岡(APM)は、第29回企画展として秋山孝の神秘5 「考える技術」「表現する技術」展を2019年5月11日~9月15日の期間開催した。秋山が何を考えて創作の手懸りとして作品を産み出すのか、その神秘を垣間見る。今回は5回目を迎え「考える技術」「表現する技術」のこだわりとその神秘を解き明かしたいと考えた。「考える技術」と「表現する技術」は根底的に異なる技術だ。この違いによって計り知れない結果になるときが多い。僅かな差違が大きな結果となり勝敗が決まる。ほんの僅かな違いのアイデアや、一本の線でさえ異なる描き方で天地の差が出ることが多々ある。ポスターデザインは、2つの技術を2人の日本の若者に置き換えデザインした。
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[Update] --------- 190513_hashimura / テキスト:190611_hashimura
日本ブックデザイン賞2019作品募集
- [Poster Number] ----- 2019-03
- [Title] ------------------ 日本ブックデザイン賞2019作品募集
- [Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
- [Technique] ---------- Offset printing
- [Year]------------------ 2019
- [Client] ---------------- 秋山孝ポスター美術館長岡(APM)
- [Category] ------------ Culture
- [Idea] ------------------- 5年間、四苦八苦しながら継続ができたのは、主催者の情熱が絶大なるものであったからだ。
- [Comment] ------------ 秋山孝ポスター美術館長岡(APM)は、第5回目の日本ブックデザイン賞2019の作品募集を開始した。ブックデザインはもともと装丁を意味し、本という知識の宝庫を長期間に渡って保存するために、図書の設計をすることだ。電子ブックの登場した今だからこそ、装丁の美、装画の力を見直し、再認識しなければならないと考える。ブックデザインとは、読者と本の「最初の扉」といえるのだ。今回のポスターデザインは、記念すべき5周年を迎えたものだ。しかし、わずか5年足らずと言えどもそこには様々な問題を克服し、応募者から要求や希望または意気込みなどを感じた。ぼくたちは、四苦八苦しながら5年目を達成した。そこには継続する強い情熱があったからだと思う。
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[Update] --------- 190513_hashimura / テキスト:190611_hashimura
静物-2 Still Life-2 / Dessin-9
- [Poster Number] ----- 2019-02
- [Title] ------------------ 静物-2 Still Life-2 / Dessin-9
- [Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
- [Technique] ---------- Offset printing
- [Year]------------------ 2019
- [Client] ---------------- 多摩美術大学デッサンプロジェクト
- [Category] ------------ Education
- [Idea] ------------------- 静物画には、無機質な材質だと思われていた物にも、人間との関わりの中で生命力が生まれることを理解しなければならない。
- [Comment] ------------ 多摩美術大学グラフィックデザイン学科1・2年生の基礎授業プログラム「デッサン」の課題作品発表展をGDプレゼンテーションルームにおいて開催した。今回で9回目を迎え、テーマは「静物-2/Dessin-8」だ。2019年4月11日~20日の間、「静物」をテーマとした作品の展示を行った。デッサンの技術を学ぶ段階で、静物画は人物画と対比し重要な課題である。その理由は、静物の持つ用途からくる形に活用する機能や構造があり、さらに素材にも必然性がある。静物画のモチーフの範囲に入る植物も、性質、材質、味覚、季節感、視覚に訴える美しさと魅力を持っている。また、無機質な材質だと思われていた物にも、人間との関わりの中で生命力を持つことを理解しなければならない。
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[Update] --------- 190419_hashimura / テキスト:190611_hashimura
静物-2 Still Life-2 / Dessin-9
- [Poster Number] ----- 2019-01
- [Title] ------------------ 静物-2 Still Life-2 / Dessin-9
- [Size] ------------------ 1030 x 728 mm (B1)
- [Technique] ---------- Offset printing
- [Year]------------------ 2019
- [Client] ---------------- 多摩美術大学デッサンプロジェクト
- [Category] ------------ Education
- [Idea] ------------------- ガラスの持っている透明感・儚さ、さらにその美しさを絞り込み表現した。
- [Comment] ------------ 多摩美術大学グラフィックデザイン学科1・2年生の基礎授業プログラム「デッサン」の課題作品発表展をGDプレゼンテーションルームにおいて開催した。今回で9回目を迎え、テーマは「静物-2/Dessin-8」だ。2019年4月11日~20日の間、「静物」をテーマとした作品の展示を行った。デッサンの技術を学ぶ段階で、静物画は人物画と対比し重要な課題である。人物画は人体の構造を熟知し、その美しさと神秘性を発見する。それと比較すると静物画は果物、植物、食器、魚、肉、生活用品などをモチーフとし、テーブルに並べて描く。そこには静物画にしかない静謐な空間がある。今回のポスターデザインはガラス食器のみをモチーフとし、その特徴である透明感を表現した。
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[Update] --------- 190419_hashimura / テキスト:190513_hashimura