pool

関 迪

作者によるコメント

プールサイドに流れるゆったりとした時間を
脱力したイラストアニメーションで表現しました。

自分の描くものが、他人にどう見られるのか。
評価されることが正直とても怖くて、何度も立ち止まりました。

それでも、自分なりの表現方法を探り続けたことで、
どこかぎこちないけれど、肩の力がほどよく抜けた——
そんな今の私らしい作品になったと思います。

ビーチチェアに腰をかけて、ぼーっと眺めていただけたら嬉しいです。

担当教員によるコメント

作るものに自分なりの強いこだわりがあり、そのためには作業の苦労を厭わない学生であ
った関は、卒業制作では手書きのイラストレーションによる空間的体験を作品とした。手
書きの緩い線とオリジナルの音楽によって、鑑賞者を気の抜けたリラックスの中に取り込
むことに成功した。表現はもちろんのこと、プロジェクターや鑑賞スペースの細かなこと
に配慮が行き届いており、彼女らしい作り込みを感じるユニークな作品であった。

教授・柴田 文江