Σ sigma
水谷 優希
作者によるコメント
中身を差し替えて使う日用品パッケージの提案。流行りのミニマリストや断捨離、しかしその反面で毎日の生活が味気なくなってはいないだろうか。「Σ sigma」はシンプルな中でユニークさも感じる、置いてある様がインテリアになるようなパッケージ。今作ではティッシュ、化粧水・乳液、ハンドソープのパッケージを制作した。何気ない日常に遊び心と変化をもたらすようなデザインを目指した。
担当教員によるコメント
この作品「Σ sigma」は、一見とてもミニマルなデザインである。ところがこの提案は、毎日を楽しくさせる“遊びココロ”を発想の元としてデザインをしている。ちょっとした変化、今までにないカタチの日用品は、生活を新鮮にする新しいオブジェになりそうだ。ちゃんとしていて、便利、しかもおもしろいという難しいチャレンジをした作品だ。制作者の水谷さんは、才能豊かな感性と表現の持ち主で、着実に、一歩一歩、一生懸命に取り組む人。テーマの設定からスケジュールを自分でコントロールし、制作に集中し仕事を完成させることができるデザイナーとしての基盤をすでに持っている。社会に出て、どんな素晴らしい仕事ができるか楽しみである。
非常勤講師・加藤 芳夫
- 作品名Σ sigma
- 作家名水谷 優希
- 作品情報パッケージデザイン
技法・素材:紙、段ボール、ティッシュ、スパウトパウチ、ポンプヘッド、キャップ、Illustrator
サイズ:H90×W190×D115mm(3点)、H150×W180×D115mm(3点)、H140×W95×D40mm(2点)、H140×W90×D90mm(2点)、H120×W105×95mm(2点)、H150×W155×D195mm(2点)他 - 学科・専攻・コース
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