土を焼くと固い陶になり、もう元には戻りません。この地点から、従来の陶芸の枠を見直すプログラムです。人間は二足歩行を始めて以来、多くの物を手で加工し続けてきました。このつくる力をさらに深め、新しい時代の「陶でつくる力」「陶で表現する力」を鍛えていきます。これは、作り手・クリエイターとしてのいわば太い幹(みき)となります。そこからは様々な素材やジャンルの枝葉を世界に伸ばすことができます。