ABOUT CPUE


多摩美術大学芸術学科展覧会設計ゼミ・CPUE(=Curatorial Practice in the Urban Environment)では、長谷川祐子教授(東京都現代美術館チーフキュレーター)の指導のもと、都会の中で展覧会をつくるというキュレーションの実践を通して現代アートと社会を結びつける活動を行っています。

一般の方々に広くアートに触れてもらい、より豊かな対話が生まれる場所づくりから展覧会を構想しており、1回目の「ときめき☆エンカウンター」(2006、秋葉原UDX・秋葉原)を皮切りに「感情の強盗」(2007、BankART・横浜)、「ダブル・クロノス」(2008、瑞聖寺アートプロジェクト・白金台)、「5+1 ジャンクションボックス」(2009、Vacant・原宿)、「陸離として」(2010、Sedona・代官山)、「DROP ME!」(2011、Nitehiworks・黄金町)など、場所の特性を活かした展覧会を企画してきました。

展覧会のための場所選びや、作家選定、展覧会テーマの設定などをはじめ、フライヤーデザイン、広報活動、企業への協賛打診や開催予算の振り分けといった、展覧会運営を取り巻く、ありとあらゆる業務を学生主体で全て執り行う点に当ゼミの特色があります。