高橋 涼子 Ryoko TAKAHASHI

Ryoko TAKAHASHI

1980年 大阪府生まれ
2004年 京都精華大学芸術学部造形学科版画専攻 卒業

作家紹介

作品は人毛を素材として用い、その表現は刺繍やオブジェ、ドローイングやインスタレーション、パフォーマンスと多岐にわたる。彼女の手を通して紡ぎだされる作品は、素材を超えた女性らしい美しさと繊細さをまとっている。切り落とされた毛髪をアートとして再生させ、それはあたかも命の再生を見るかのようであり、自らの命から離れたものへの慈しみのようにも見えよう。彼女の織り成す作品は、そんなフェティッシュを人間の身体と繋げて表現し、身体という固有で不変なものの生きていく方向を再認識させてくれる。

主な展覧会

2012年 MIND CONTROL(Studio J/大阪)
2011年 liberation(GALLERY MoMo Ryogoku/東京)
2011年 DESIGNTIDE TOKYO TIDE Extension(THEORY AOYAMA/東京)
2011年 ART OSAKA 2011(ホテルグランヴィア大阪/大阪)
2011年 Prologue to liberation(LABOLATORY/京都)
2010年 群馬青年ビエンナーレ 2010 (群馬県立近代美術館/群馬)
2009年 京都現世美術館2009 (建仁寺境内 禅居庵/京都)